読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ハクメイとミコチ (1) / 樫木祐人

ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)

ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)

例によって例のごとく、乙嫁の新刊にはさまってた広告に釣られて購入。

身長といい体型といい、小人とかコロポックルとか以上にねんどろいどっぽい。出ないかな。さすがに出ないか。センとか出たらぜひ欲しいんだけど。びいどろ顔と太鼓顔が付いてたら最高なんだけど

 

それはともかく、要所々々の細かい描き込みが効果的に濃厚な世界観を演出しており、それに浸っているだけで幸せな作品。

自然描写も巧みだが、道具や料理、家屋等に漂う生活感がすばらしい。主人公二人の住む木の根っこにある家や樹洞を利用した部屋には、14ひきのシリーズで特に気に入っている『14ひきのひっこし』を読むときのようにわくわくした。

いろいろな生き物が入り乱れて人間風の社会生活を営んでいるさまからも、童話や絵本を連想する人は多いんじゃないだろうか。自分の場合たとえばケネス・グレアムの『たのしい川べ』とかアーノルド・ローベルの『ふたりはともだち』あたりがぱっと思い浮かぶ。

 

帯には『森の日常劇』とか書いてあるし副題(英題?)も“Tiny Little Life in the Woods”となってるけど、案外森っつーほど森している印象がない。

1話や4話はたしかにど真ん中で森なんだけど、人物にフォーカスを絞った感じのコマが多いのでロケーションが意識から外れがちなのかも。あと2話の街、6話の港町がこれまた濃いもんだから、家こそ森にあるけどいろんなとこに行ってるような気分になったりとか。

 

ハクメイが飲む打つ買う(女の子にプレゼントを)と中身ほとんどおっさんなのに加えて、あとがきのまさしくおっさん達が集まって描いてます感がたいへんよろしい。

入浴とか嘔吐とかあるけどエロくないです(マテ

 

そんな具合に今から2巻が楽しみである。