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Kentucky Woman 7" / Deep Purple

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1968年10月リリース。米Tetragrammaton、T-1508。

プロデュースは後にウィッシュボーン・アッシュやフラッシュ、エンジェル("Punky's Whips"のあれ)等を手がけるデレク・ローレンス。

 

手持ちの盤は、リム部分の表記が細字で"A DIVISION OF THE CAMPBELL..."となっている。この部分が太字で"A DIVISION OF CAMPBELL..."となっている盤もあり、そちらこそが初版である、という話もある。

しかし同時期に制作された盤でもプレス工場によってレーベルに使用されているフォントやレイアウトが微妙に異なることもあるので、実際のところはよくわからない。

ただでさえこのレーベルは1969年に入ってからのリリースにも"©1968"表記を使い続けていたり、ビル・コスビーが手を引いた後も彼のクレジット入りレーベルを一部そのまま使い回していたり(タイミング的な問題もあっただろうが)、破綻が目前に迫った企業らしくいろいろとダメっぽいところがあるので致し方無い。

 

まあこういったごちゃごちゃなど、いざ盤に針を落としてしまえば吹っ飛ぶ程度のものである。ディープ・パープルのなかでも特に好きな曲だからというのもあるだろうけど

 

ニール・ダイアモンドのカヴァーで、アメリカではトップ40に入るヒットとなった。イギリスでは例によってさっぱりだったようだが

後釜のイアン・ギランが完全に上位互換なもんだから影が薄いけど、やっぱりロッド・エヴァンスはいいヴォーカリストだと思う。

 

シングル版は(当然ながら)モノラルで、エンディングを待たずにさっさとフェードアウトしてしまう。だがこのぶっとい音は他に代え難い。

 


B面曲"Hard Road"。

この後イギリスにおいて2ndアルバム"The Book of Taliesyn"がリリースされた際にタイトルを"Wring That Neck"と変更され、以降そちらが定着することになる。

 

 

Book of Taliesyn

Book of Taliesyn

これら2曲が収録されたオリジナル・アルバム。サイケな演出が今となっては多少冗長な前作、全体的に地味な感が拭い切れない次作に比べるとすんなり聴ける作品になっている。ジョン・ロードのオルガンが美味しいアルバムでもあるので、彼のプレイが好きだけど第1期パープルまではフォローできてないという人もこれだけは聴いておくといいんじゃないかと。

ただしリマスターはピーター・ミューである。

 

2011年に出た紙ジャケのK2HDマスタリングはどうなんだろうか。いろいろ作りは頑張ってそうなんだけど、ちょっと値段が厳しすぎて自分で買ってみる気になれないんだが。

 

Singles & E.P. Anthology 1968-80

Singles & E.P. Anthology 1968-80

2010年にあらためてリリースされたシングル集。ただしリマスターは(ry

こちらには当然シングル・ヴァージョンを収録……かと思いきや普通にステレオのアルバム版が入っていやがりましたよこんちくしょう。

 

Very Best of Deep Purple

Very Best of Deep Purple

じつはこれにモノラルのシングル・ヴァージョンが収録されている。フェードアウトは自然な感じに調整されていたりするけど(オリジナルはけっこうぶつ切り感がある)。

Rhinoの独自リマスターで、音質は全体的に良好。選曲も"Deepest Purple"のアップデート版みたいなものなんで、正直本家のリイシューいらなかったんじゃ……