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Sounds of Silence / Simon & Garfunkel

今回動画が多くなっちゃって重いかも。

 

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アメリカでは1966年1月17日リリース。

これは英国盤で、B面頭にシングル曲"Homeward Bound"が追加されている。CBS、BPG 62690(モノラル)。

プロデュースはボブ・ディランジョニー・キャッシュとの仕事で有名なボブ・ジョンストン。ジャケットはガイ・ウェブスターによる撮影。

 


まあとにかくこの曲ですね。これがなければ始まらない

エレキギターのオーバーダブはアル・ゴーゴニとヴィニー・ベルが弾いたとも、ジョー・サウスだとも言われている。あれ、フレッド・カーター・ジュニアは?

 

このアルバムは同曲のヒットを受けてほとんどなし崩し的に制作されたものなので、リリースに至る過程を自分なりにまとめてみた。

  • 1964年、トム・ウィルソンのプロデュースで制作された1stアルバムの失敗後、ポール・サイモンは渡英。アート・ガーファンクルは大学に戻った?
  • 1965年4月、一時帰国していたとおぼしきポールを交え"Somewhere They Can't Find Me"と"We've Got a Groovy Thing Goin'"が録音される。この段階ではあくまでも「お試し」だったっぽい。
  • その後ポールは再度渡英、6−7月にかけてCBSでソロアルバム"The Paul Simon Songbook"を製作。アルバムは8月にリリースされ、ライブにはアートが参加することもあったらしい。ちなみに、S&Gの1stアルバムは当時イギリスでは発売されていなかった。
  • 同じ時期、トム・ウィルソンは独断で"The Sounds of Silence"にオーバーダブを加え9月にシングルとして発売→大ヒット。ラジオで学生を中心に受けがいいっぽいのでシングル・カットしてみよう、ついでにエレキ化して今流行のフォーク・ロックだ!的な話だった模様。
  • 同曲の大ヒットを受けてポールは急遽帰国。プロデューサーがトム・ウィルソンからボブ・ジョンストンに交代し、アルバム製作が行われる(12月)。この時録音されアルバムに収録された8曲のうち5曲は"The Paul Simon Songbook"の使い回し。また、この一連のセッションにおいて次のシングルとなる"Homeward Bound"も録音された。
  • 1966年1月、アルバムがリリースされる。
  • シングル"Homeward Bound"は2月に入ってからリリースされ、イギリスではアルバムにも収録された。その後5月に"I Am a Rock"もシングル・カット。

こんな感じ。全然まとまってないじゃん

 

 


とりあえずこの曲で一息。

 

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オリジナルかどうかわからないが、内袋が付属していた。っていうか、これはモノラル盤なのにステレオに関する説明書きがあるし、そこはかとなく違う気がする。わざわざモノラルとステレオで内袋変えたりしてなかったかも知れないけど。とりあえず、載っているアルバムからすると1967年以降のものだろう。

 

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レーベル面。

英国盤では最初から修正されているが、A面6曲目は当初"Angie (B. Jansch)"と誤記されていた。バート・ヤンシュは65年のソロアルバムでデイヴィ・グレアムの"Anji"を"Angie"とタイトルを変えてカヴァーしており、ポールの演奏はあきらかにバート版を踏まえたものなのでちょっとした手違いがあったのだろう。

そもそも3人は当時ロンドンで交流があり、この曲を「アンジー」と名付けたのは他でもないポールであるとかいう話もある。

 


デイヴィ・グレアムのオリジナル版(1962年)。

 


バート・ヤンシュ版(1965年)。

 

バート版にはナット・アダレイの"Work Song"のフレーズが挿入されている。


 

バート・ヤンシュが"Angie"を収録したアルバムをリリースした頃、一時アメリカに帰国したポールは前述した「お試し」のレコーディングを行う。


 


レコーディングの段階では、まさかこれらの曲が使い回されることになるとは思いもしなかったのではないだろうか。

"We've Got a Groovy Thing Goin'"はポールのあずかり知らぬところでシングルB面に使われてしまう。どうせ1曲使っちまったんだからいいじゃねーかグヘヘとアルバムには"Somewhere They Can't Find Me"まで収録させられ、それならせめて元ネタを、みたいな感じで"Anji"を録音といった流れを妄想してしまった。

 

こちらはポールが演奏している映像。


ポールが二人いるように見えて一瞬ビビる。1968年、S&Gのショウに兄のエド・サイモンがゲスト出演した時のものらしい(演奏後アートがステージに戻ってくる)。一瞬"Day Tripper"のフレーズを織り交ぜている。

 

 

なんか妙に長くなってしまって、"Leaves That Are Green"のハープシコードが好きなんだとか"I Am a Rock"の歌詞が〜とか言う気力がなくなってしまった。

基本的にこのブログの目的は、テキトウに写真撮って動画貼って一言二言書けば(書かなくても)ちょーオッケーでノープロブレムなお手軽記事を気が向いたときだけ更新することにある。当然一つの記事に2000文字も費やしたりするつもりはまったくなかったんだけど、どうしてこうなった。とりあえず慣れないことして疲れたしビール飲んで寝るか

 

 

Sounds of Silence

Sounds of Silence