読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

CDとレコードについての雑感

驚異的な人気! イギリスでアナログレコードの売上が過去10年最大に!ダフト・パンクやアークティック・モンキーズが好調 | All Digital Music

 

これ系の話題にはどうも悲観的かつ疑り深くなってしまうんで、しょせんは一過性の盛り上がりだろうとか考えてしまうことも無きにあらず。

とは言え、利便性を重視するならMP3>CDだし、モノとしての存在感を重視するならレコード>CDなわけで、当然の流れといえばそんな気も。

 

記事でも触れられているけど、MP3のダウンロードコードというのはけっこう重要なんじゃないかと。

たとえばCDを買うと、便利に扱うにはリッピングしてデータを取り出さなきゃならないしジャケットも小さい。しかも標準的なプラケースのジャケット兼ブックレットって構造上シワになりやすいうえに、頻繁に出し入れするほど(=気に入って手に取る機会が多いものほど)印刷がかすれてみすぼらしい感じになっていく。プラケース自体はいざとなったら交換してしまうという手もあるけど。デジパックはデジパックで、やすぶしんな感じのものが多い。

それが最近のレコードなら、ちょいとコードを入力してダウンロードしたMP3をiTunesにでもぶち込めば一丁上がり。ジャケットもなんだかんだでわりと丈夫だし、そもそもの存在感が段違いな分多少汚れたり擦れたりすることがあっても許容しやすい。少なくともみすぼらしい感じにはなりにくい。いっそターンテーブル持ってない人もコード付きレコード買ってジャケ眺めながらMP3聴いてればいいんじゃないかとすら思ったりする。

CDをリッピングするのもMP3をダウンロードするのも実際の時間的にはたいして変わらないかもしれないけど、iTunesストアとか含めてパソコン上の作業だけで済むのに慣れてしまうと物理メディアを取り込むのってわりとしんどい印象。まあ現在の俺の環境ではCD取り込むほうがずっと時間かかるんで比べられないんだけど。

CDのほうがより高音質で取り込めるとはいえ、音質を求めるときにはそれこそレコード聴けばいいんだし。

 

 

レコードとCDどちらが音質的に優れているかってのはさんざん語られているような気もするけど、実際のとこ明確な答えの出せるものではない。

同時にリリースされた同タイトルのCDとレコードであってすら製造工程が異なるんだから収められている音も当然異なる。可能な限り同じになるよう調節されているならまだしも意図的に別々の調節がなされているものも多いんだし。つまり、比較にあたって必要な「一定の基準」自体がそもそも存在しないというか。

最近のものですらそんな具合で、これが90年代以前となると同じタイトルのレコード同士、場合によってはCD同士ですら製造された国や年代によって音質にあからさまな違いがあったりする。レコード同士の音質の違いというのは自分を含めて多くの人がさんざん触れている話題だし、CDも油断してるとリマスターでもなんでもないただのリイシューが何故か音圧上げられてたりしてまったくレコード会社ってやつはとかなったり。そういった盤ごとの違いにわかりやすい一つの正解を求めるとオリ盤信仰に行き着くんだと思う。

ようするに、個々のタイトルについて検証を重ねて突き詰めていくことはある程度可能だが、フォーマットの違いからくる音質の差というのはざっくりし過ぎていて結局たいした意味はないんじゃないかと。

そのうえで、個人的にアナログの魅力はその絶妙な音の悪さにあるんじゃないかと思ったりも。 

 

まあとにかく、これからもじわじわとでいいからレコードを愛好するひとが増えていってくれればいいなと思いましたまる

でも新譜はCDと比べるとどうしても値が張るからなぁ……

 

 

人間レコード