読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

The Michael Schenker Group / The Michael Schenker Group

#Chrysalis LP

1980年8月リリース。

ハードロックおじさん(謎)御用達、マイケル・シェンカー起死回生の一作である。

 

 

f:id:perucho:20131122182403j:plain

ギターの鳴りっぷりが非常に豊かなアルバムであり、そのために他のすべてのパートを犠牲にしているアルバムでもある。"Feels Like a Good Thing"のイントロとか象徴的だと思う。

ロジャー・グローヴァーのプロデュースは率直に言ってメリハリに欠けるものが多い(むしろメリカリか)が、ここではかなり極端なアプローチを行い一定の成功を収めたと言えるだろう。

どっちかというとエンジニアのギャレス・エドワーズががんばった可能性も大いにあるけど。ちなみに今ゴジラ撮ってるらしい映画監督とは別人。

まあなんにせよ主役はマイケル・シェンカーなのだから、彼のギターをこんないい音で聴ければそりゃ文句のつけようもない。

 

サポートメンバーであるサイモン・フィリップスとモ・フォスターの実力は言うまでもなく、今作においてもそれは十分に発揮されている。

しかしこれほど「ああ、ギターのこの音を保つためにドラムとか削りまくってるんだな」というのがよくわかるアルバムも珍しい故、音的にはもう出がらしのような状態である。この二人目当てなら素直にRMSでも聴きましょう。

ハードロックなサイモン・フィリップスという観点ではプリーストの"Sin After Sin"もけっこう美味しいアルバムですね。ただしこっちは平常運転なロジャー・グローヴァー案件。

 

 

f:id:perucho:20131122175802j:plain

おなじみChrysalisの青レーベル。これは米国盤で、"MASTERED AT ALLEN ZENTZ L.A., CALIF."という機械打ちのクレジットあり。

マトリクスは手書きで"CHE-1302-A/B"なのだが、"CHE"の部分は"CHR"を消して書き直した跡がある。米国盤のカタログ#は"CHE-1302"で英国は"CHR-1302"なので、やーい間違えたーといったところだろうか。

盤はわりとペラい。そのせいか入手時すでにわりと歪んでいて、音量を上げるとスピーカーがヤバイ振れ方をする。なんで最近のアンプはPHONO端子あってもローカットフィルターついてないんすかね(切実)。15Hzあたりで切るだけでもかなり違うと思うんだけど……

 

 

メンバー不足をスモーク炊いて誤魔化しているPV。こんなまともな画質で観られるようになるなんて、と思ったらこの動画アップしてるemimusicってもしかしなくても公式?

 

 

こっちではメンバーが揃っている。よかったよかった

 

 

 

 

Michael Schenker Group

Michael Schenker Group