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Sea Shanties / High Tide

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1969年リリース、オリジナルは英Liberty LBS 83264。

バンドのデビュー・アルバムである。

 

HIGH TIDEは元MISUNDERSTOODのトニー・ヒル(Gt, Vo)が結成したバンドで、のちにHAWKWINDやデヴィッド・ボウイのバックバンドで活躍するサイモン・ハウス(Vn, Key)の参加でも知られている。というかたぶんそっちからこのバンドにたどり着く人のが多いんじゃないだろうか。

その音楽はかんたんに言うと、プログレやハードロックの萌芽を感じさせる轟音サイケヘヴィーロック。全編にわたってノイジーなギターがのたうち、それに負けじと歪んだヴァイオリンが唸りをあげるさまは地獄の様相を呈していると言っても過言ではない。

特にA2"Death Warmed Up"は、一曲目のオルガンを交えたヘヴィサウンドにのされた後マウントとられて9分間えんえんとしばき倒されるというまごうことなき傑作。 

つづくA3"Pushed, But Not Forgotten"の、デヴィッド・クロスがいた頃のKING CRIMSONを彷彿させる叙情的なヴァイオリンとそこからの展開も魅力的である。

 

2014年ブログ初めはぜひ音源も交えつつこのアルバムをとりあげて、わざわざ読んでくれた人に新年早々よけいな疲労感を振りまいてやろうと目論んでいたりした。しかし残念ながらYouTubeにアップロードされているこのアルバムの音源はことごとく制限されており、国内からは視聴できない。

最近見かけるようなアルバムまるごとアップされてるのもちょっとどうかと思うけど、こんな古くてマイナーなものYouTubeでも使わんことには人にオススメすることすらおぼつかないわけで、そのあたりどうにかなんないんすかね。

 

Sea Shanties/High Tide

いちおうAmazonのMP3ストアでは2ndアルバムとの2in1をあつかっていて、ちょこっとだけ試聴できるのでリンクを貼るだけ貼っておいてみる。

 

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ゲートフォールドの見開き。ジャケット・デザインはGENESISやVAN DER GRAAF GENERATORを手掛けたポール・ホワイトヘッドによる。

 

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この盤は2009年の米Sundazedによるリイシュー(LP 5273)。

英オリはなかなかのレアアイテムなはず。このアルバムは見たこと無いけど、2ndの英オリは13000円ぐらいでレコ屋の壁にかかっているのを見かけたことがある。

正直この時期のSundazed盤はちょっとねむたい音だけど、そのへんはボリュームを上げておぎなう。ところがどっこい新品で購入したこの盤は当初からわりと歪んでいて、ボリューム小さめで再生していてもスピーカーが盤にあわせて大きく振れるのである。やっぱりローカットフィルターは必要だと思います(白目)。グラフィックイコライザーとかで代用できないものだろうか。

 

 

Sea Shanties (Reis) [12 inch Analog]

Sea Shanties (Reis) [12 inch Analog]

 

今回とりあげたのはこの盤。

 

Sea Shanties

Sea Shanties

 

 でもふつうに買うんだったらEsotericのリマスターCDのほうがいいんじゃないかと思ったりも。