Daughter of Time / Colosseum

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Daughter of Time / Colosseum

A1: Three Score and Ten, Amen
A2: Time Lament
A3: Take Me Back to Doomsday
A4: The Daughter of Time
B1: Theme for an Imaginary Western
B2: Bring Out Your Dead
B3: Downhill and Shadows
B4: The Time Machine

 

1970年12月リリース。英国ジャズ・ロックの雄、COLOSSEUMの3rdにしてスタジオ最終作。アルバム・チャート最高23位のヒットとなった。

プロデュースは前作までに引き続きジェリー・ブロン。

ジャケット見開きにはアルバムタイトルの元になったとおぼしき"The Daughter of Time Is Truth"というフレーズが記されている。

フランシス・ベーコンやメアリー1世で有名な言葉だけど、一般的にはTruthのほうを先に持ってくるような。なにか特別な意図でもあるのだろうか?

 

アルバム制作前にメンバーチェンジがあり、まず前作"Valentyne Suite"の制作後ジェイムス・リザーランド(Gt, Vo)が脱退し、元BAKERLOOで後にピーター・フランプトンの後釜としてHUMBLE PIEに参加する名手デイヴィッド・"クレム"・クレムソン(Gt, Vo)が加入。

米国盤"The Grass Is Greener"のためにレコーディングを行うものの、それを最後にトニー・リーヴス(B)が脱退。

結果このアルバムでは、A2,A3,A4,B2でRENAISSANCEのオリジナルメンバーであるルイス・セナモ、A1,B1,B3でこれが本格的なデビューとなるマーク・クラークと、二人のベーシストが参加することに。

さらにヴォーカリストとしてクリス・ファーロウという、既にソロシンガーとしていくつものヒットを放っていた濃ゆいおっちゃんが加入。バンドの激しい演奏と渡り合うコッテコテなパフォーマンスを披露している。

 


とりあえず1曲。

 

楽曲はこれまでよりアレンジなどがよく練りこまれていて、スタジオ・アルバムとしての完成度が高められている。

特にA面は全曲に管楽器でバーバラ・トンプソンが参加し、A2,A4に至ってはニール・アーダレイの編曲によるストリングス及びブラス・セクションが加わるという手の込んだもの。

B1"Theme for an Imaginary Western"はメンバーと交流のあったジャック・ブルースによる名曲。濃厚な演奏である。クレム・クレムソンが美味しいフレーズを弾きまくっているのが個人的にポイント高し。

B2"Bring Out Your Dead"はみなさんお待ちかねグリーンスレイドのターン。

そしてクライマックスB3"Downhill and Shadows"はギターとサックスが光るヘヴィーなブルース。

これらすべての楽曲をジョン・ハイズマンのドラムが圧倒的駆動力でもってぐいぐいと引っ張っていくわけだが、それに飽きたらずボートラ的なドラムソロB4"The Time Machine"まで収録されている。しかもアルバム中最も長い収録時間という……

 

はじめて聴いた際2ndからだいぶ雰囲気が変わった印象を受けたのだが、アレンジ面の変化だけでなく、前作で2曲を提供し他の楽曲にもクレジットのあったジェイムス・リザーランドの脱退が思った以上に影響しているのかも知れない。

ところで現在活躍しているジェイムス・ブレイクは彼の息子らしい。おいおいマジかよ

[父と子の絆] James Blake編 | Monchicon!

 

 

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Dunhill、DSX 50101。なにげにA面がミスプリント。

オリジナルは英Vertigoの大渦レーベル(6360 017)で、ぜひとも欲しいものだがとてもじゃないけど手が出ない。

Dunhillでも初版は黒地に多色枠のいわゆるマルチカラード・ボックスなのだが、手持ちの盤は1974年に親レーベルのabcに合わせてマルチカラード・ターゲットになってからのものである。75年にはDunhill自体が閉鎖されるので、使用期間はあんがい1年程度かも。

Vertigo盤欲しいとか言っといてなんだが、音的にはこの盤でもわりと満足していたりする。渦レーベルは音質じゃなくてロマンだからね、しょうがないね。

 

あとレコードと一緒に今はなき西新宿ディスクロードの「下取り保証カード」なるものが入っていた。日付や値段を隠してないけど、まあ時効だろう。

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Daughter of Time

Daughter of Time

 

 2004年のリマスター盤。ボーナストラックとしてクリス・ファーロウ・バージョンの"Jumping Off the Sun"入り。

 

 


1970年Beat Clubの映像があった。突然ねーちゃんが大写しになって心臓に悪いけど