Transmission 12" / Joy Division

Porky盤強化週間に突入したいけど数がない。

 

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Transmission 12" / Joy Division


A: Transmission
B: Novelty

1979年10月、1stアルバム"Unknown Pleasures"から4ヶ月後のリリース。

イギリスのポストパンク期を代表するグループであるJOY DIVISIONがFactoryレーベルに残した3枚のシングルのうち最初の1枚。

当初は7インチのみで、1980年12月にジャケットを改め12インチで再度リリースされた。

 

ジャケット・デザインはクレジットが無いものの7インチと12インチともにピーター・サヴィルが手掛け、それぞれ紙質や加工にまでこだわったものとなっている。

この12インチ版にはつやつやしたコーティングとエンボス加工が施された。再発盤では中央のエンボス加工が省かれたりとコストダウンが図られている。

 

プロデュースはマーティン・ハネット。

基本的に1stアルバムと共通する方向性の音作りで、同時期にハネットが手掛けたほかのFactory作品と比べても余計に尖った響きが特徴的である。

2曲とも1979年の7月から8月にかけて、ストックポートのStrawberry Studiosで制作された。

"Transmission"はFactoryとの契約前からこのバージョンに至るまでの間に3度レコーディングが試みられており、そのうち2つのバージョンは今日ボックスセット等で聴くことができる。

 

 


曲の冒頭、ドラムの響きによってとんでもないスケールの空間が発生する。この瞬間の快感は筆舌に尽くしがたい。これを味わうためにはどうしたってある程度音量を上げざるを得ないのです(言い訳)。

 

 


B面。フロアタムだろうか、要所々々に出てくるやけに深い鳴り方をするドラムが印象的。

なにで読んだのか忘れてしまったのだけど、たしかFactoryオーナーのトニー・ウィルソンはA"Transmission"にヒットを期待しつつも、B面のこのトラックはあまり好まなかったようだ。

 

 

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英Factory、FAC 13 X 12。多分これが英オリだと思います。

ランオフに以下の書き込みがある。

・マトリクス"FAC 13 (12") A1" / "FAC 13 (12") B1"

・"EG"と"A PORKY PRIME CUT"のクレジット

"I'VE SEEN THE REAL ATROCITIES" / "BURIED IN THE SAND"の文句

 

"EG"と"A PORKY PRIME CUT"両方があるので、エディ・ゴレッキーがマスタリングを手掛け、ジョージ・ペッカムがカッティングを行ったのだろう。

盤の音溝はざっくりと余裕をもって切られていて、見てるだけでわくわくしてきたり。

まあ厳密に判断を下せるような耳もリスニング環境もないのだけれど、音量を上げれば上げるだけこの音空間をどこまでも広げられるような気になってしまう「すごい音」だ、というのは確か。それがフォーマットの問題なのかソースの問題なのかはこの際置いておいて。

 

 

Total: from Joy Division to New Order

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